世界フィギュア
日本中が感動に震えた6日間でした。
高まる緊張、溢れ出す涙、そしてなによりも輝く笑顔。
シナリオなんて一切ない、選手同士が全力でぶつかり合う舞台で、
ドラマが次々と生まれました。
一瞬先には何が起こるのか、選手にも誰にも分からない。
だからこそみんなが一緒になって固唾をのんで見守り、
そして選手と一緒に笑ったり泣いたりしてたんだろうな。
浅田真央選手がフリー直後のインタビューで、大粒の涙を流しながら答えてくれました。
あの涙にやられちゃったよ、という言葉をたくさん聞きました。
でも私がそれ以上に忘れられないこと。
それは、ショートの後に「パーフェクトな演技をして逆転します。」と答えていた真央ちゃん、
次の日のフリーの後に泣きながら、
「自分でああいうふうに言ってしまったから・・・」という言葉を漏らしたのです。
この言葉を聞いた時、私は思わずマイクを落としてしまうくらいショックを受けました。
まだ16歳という小さい肩の上に、日本中の期待とプレッシャーを背負
いながら、更に自分で発した言葉をも自分自身へのプレッシャーにしていたんです。
どれだけ重いものを抱えながら、笑顔を見せて演技をしていたのか。
考えただけでも胸が詰まってきます。
自分自身との戦いもありながら、世界の舞台で全力で戦った全選手に
おつかれさまとありがとうの拍手をおくりたいです。