ミヒャエル・ゾーヴァ

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私がゾーヴァの挿絵と初めて出会ったのは、何年か前に「ちいさなちいさな王様」という
本を読んだとき。大人が読むほど、意味が深くなる絵本です。

映画のように一瞬にしてその世界に引き込まれてしまうのに、
どことなくリアルな印象も残す不思議な不思議な絵。

ストーリーとは別に、一枚一枚の絵をずっと見つめてしまう魅力。
その絵の中から、また別のストーリーが始まってしまいそうになってしまうのです。

そんなわけで、ゾーヴァの本を集めていたら、
初めての出会いのもっと前に、目にしていたことが分かりました。

映画「アメリ」の中で、アメリのベッドルームに飾ってある絵も実はゾーヴァのもの
なんです。アメリ好きの人なら分かると思いますが、
犬がカラーをつけた、なんともユニークな絵です。

で、この「ヌレエフの犬」は最近のオススメ。


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バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフや作家のトルーマン・カポーティなど
実在した人々が登場してくる、これまた不思議なフィクション。

犬と飼い主との愛情、信頼関係、そして
なんだかちょっと切ないユーモラスなシーンがたまらないです。

短いストーリーの中にも、いろんな感情と愛情が出てきて、
読み終わったあとにもなんだか後をひくんです。
で、またゾーヴァの絵を食い入るように見てしまう(笑)。

かなりぞっこんです。